講演要旨:
応用としては、学生のレベルに合わせた柔軟な教育を行う大学のさまざまな教育システムや、機械部品の修理やメンテナンスのための階層的なマニュアルなどがある。今回は時間と、コンピュータのヴァージョンの関係で、大規模なシステムに対するデモを行うことができなかったのは残念であったが、画像などを含む多くのリソースを柔軟に取り込めるSCOOLの能力の一端を垣間見ることができた。
また、日本と同様に、大衆化、国際化の進むドイツの大学の現状についても、質問に答える形で簡単に触れられた。冬休みが終わっていない時点での講演会とあって、参加者は余り多くなかったが、予定時間を30分近くオーバーして、熱心に講義、討論が行われ、大変充実した内容であった。