第305回研究講演会開催報告


情報処理学会東北支部学術講演会報告
開催日時: 平成15年11月13日(木)13:00−14:30
開催場所: 弘前大学理工学部1号館2階第2番講義室

演題: 「Ubiquitousネットワーク社会と情報通信技術」
講師: 財団法人仙台応用情報学研究振興財団理事長・野口正一氏

講演要旨:

講演内容は以下のようなものであった。

情報化社会は、Internetを中心としたネットワーク社会、モーバイル技術による Nomadic社会を経て、新たなUbiquitous社会へと発展しようとしている。発展における 変曲点には常にその変革をトリガーする技術の革新があり、同時に、その時点で新しい 社会の構造変革が生み出されてきたということがある。今後、Ubiquitous社会 のための、 情報・通信技術開発、社会構造変革が必要である。そのためには、新たなコミ ュニケーション 技術の開発、Thin Computer及び巨大Computer技術開発が重要になってくる。

さらに、今後の日本の産業がITにより再び世界のLeading Positionを取るため の基本政策 などについても意見が述べられた。

講演後は多数の質問があり,本講演に対する聴講者の関心の高さが伺われた。

参加者:約90名
報告者:清水俊夫
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