情報処理学会東北支部第339回研究講演会開催報告


日時: 2008年11月14日(金)15:00〜16:30 
場所: 東北工業大学一番町ロビー4階ホール
講師: 総合研究大学院大学・教授 及川 昭文 氏
演題: 地下に真実、地上にロマン 
     〜 コンピュータが拓く21世紀の考古学 〜
 
講演報告:われわれ日本人の祖先は,いつどこからこの地にやってきたのか,
     邪馬台国はどこにあったのか,卑弥呼はどんな女性だったのかと,
     考古学にはまだ多くの謎,ロマンがあふれています。そして,それ
     らの謎の答えはすべて地下に眠っているのです。つまり,考古学と
     は,発掘調査という作業を通じて,そこから得られた事実をもとに
     さまざまな疑問に答え,過去の社会や文化を復元する学問というこ
     とを分かり易く解説されました。さらに、「貝の出土分布から縄文
     海進を探る」調査研究について、コンピュータ解析した事例および
         遺跡分布から邪馬台国を探すというロマンについて大変分かりやす
         く講演され、1時間の講演後、30分を超える熱心な質疑応答となった。
    
 参加者:43名 
 報告者:東北工業大学ライフデザイン学部
     経営コミュニケーション学科教授 小島正美